みんな大好きメンズナックル・vol.2

メンナク名物ストリートスナップ、いっくよー!(重いです。画像クリックすると大きい画像が見られます)

「おっぱっぴーはしば氏(20)」さんと「茶々マーシー(22)」さんは、メンナクストリートスナップの常連です。「雑誌に載せますけど、名前はどうしますか?」って聞かれて、「おっぱっぴーはしば氏、でお願いします」「茶々マーシーです」って言える神経がわかりません。黒シャツの胸はだけてアンニュイに「このベクトルが俺の生きる道を指し示す」って言ってる人に至っては「しょんコロ」です。シモのゆるくなった雑種犬のあだ名です。

「断言しよう、伊達ワルは本場でも通じると」 伊達ワルの本場ってどこなんだろうと思いますが、DQNスピリッツにのっとって考えると多分アメリカです。

「コダわりアイテム pick up!」コーナーということで、ストリート伊達ワルたちの一押しアイテムの紹介です。「SAYURI withtakeharu(30)」って、SAYURIはこの隣に居たんでしょうか。それとも心の中にwithしてるとかいうオチなんでしょうか。どっちにしても、SAYURIが先に来てる時点でこのカップルの勢力図は一目瞭然ですね。タケハルだけ小文字なのもそういう事なんだと思います。SAYURIありきの存在です。一歩を踏み出す道とやらは、既にSAYURIが歩いた道です。

魔王って、こんなところに居るんですね。右端若干ブレちゃってるんですけど、「黒の魔力の引き出し方が知りたきゃ俺を見な」です。でもまあそんなものは「ナクモンのHAZIMEちゃんよ(22)」の前では些細なことです。
 
左端「磨き続けた己に伊達ワルの神は裏切らない」「新しいものの創生こそ刻まれた義務」です。「どこか影のある男にイイ女は胸を煌かせる」って、「しんちゃんマン(19)」はどんな影さえ台無しにしてくれそうです。
ここまできて、やっとメンナクの記事のだいたい半分を紹介しきれた感じです。と言えば、メンナクがどれだけ濃い雑誌か少しは伝わるでしょうか。
次は「ナックル系ブランド」が買えるショップ紹介。町田・静岡・福岡の109が取り上げられています。各店の地図や店内写真に混じって、読者モデル達が愉快なポーズ(キャイーンかめはめ波・コマネチ等)でフキダシつけて「早速ゲットだ!」「これくださ〜い!」なんて言っていて、良い具合に癇に障ります。
ショップ紹介に続いてはアウター特集の小冊子が挟まれているのですが、ここに載っているのは全て「メンナク公式通販サイト取り扱い商品」で、店頭に行けない読者層はネットから吸い取ってやろうという二段構えです。「冬にモテ勝ちしたいならまずはアウター力を身に付けろ!」何と戦ってるんでしょうか。
画像では追いつかないので、煽り文句だけ紹介すると

  • 「俺の心のエッジを表現する、それがアウター」
  • 「アウターは俺の体と女の心を同時に暖める」
  • 「大人には大人の悪のりの仕方があるんだぜ」
  • 「バイカーを進化させる、それが存在意義」
  • 「物差しじゃ計れないこのワイルド&セクシー」
  • 「シブヤという街が俺を介して再び凶暴になる」
  • 「最終的に辿り着くのはエレガントがいい」
  • 「ノーブルを隠し持ちシニカルに街を見下ろす」
  • 「不良がセレブ臭を身に付けたら最強だろ?」
  • 「俺がアナーキーなTOKYOを征服してやる」
  • アバンギャルドで行く。それがサビない秘訣」

「不良がセレブ臭を身に付けたら」って、「セレブを」じゃなくてあくまで「臭」なんだ…と考えると、メンナクGUYSも意外と自分を弁えてるのかもしれません。
(まだまだ続くよ!)