せっかく4月1日なので思い出話をします。

小〜中学時代は、強いて言うなら初めて行ったアニメイトで幽白の同人誌(確か蔵馬×飛影)を購入したくらいで、後は飛影のポスターや下敷きを後生大事に保存していたり幽白&らんま1/2のカードを100枚ほど集めてみたり、コバルト文庫系小説にハマって父からもらったワープロで脳内ワールド満開の自作小説をカチカチ打ち込んでフロッピーに保存してみたりといったわりと軽め(軽め?)のオタ時代を過ごしました。
高校入学前後から心斎橋2丁目劇場にハマり、ファンクラブ「CHU」に在籍。劇場に何度か足を運び、大阪城ホール等での大規模なイベントにも参加。ファンレターとか普通に出してました。返事を返してくれたのは「野性爆弾」川島さんと「LaLaLa」の田村さん(たむらけんじ)です。「芸人オタ」と言えばそうなのかもしれませんが、そんな粘着質に追っかけてたわけでも無かったので自分としてはオタ離れ(視線の先は3次元)の時期と解釈しています。漫画やゲームも並行して手を出していましたが、単に「読んでる・やっている」だけでさほど深入りは無し。
大学入学直後、キャンパスライフに全く馴染めず、早々に「これはダメだ」と自分の中で警告アラームが鳴り響き、ホームに入ってきた電車を見るだけで涙が出てくるような日々が到来。何かで心を支えなくては危ないと思い手を出したのが「アンジェリークデュエット」何この世界アタシこんなの知らない!とばかりにズブズブ足を取られて深みにはまる。同時期にPCを購入。ネットの世界で色んな仲間を見つけて桃源郷ライフを送るも、アンジェリークの海からは半年程で足を抜き、また別の海でアハハウフフゴボゴボ!
ゴボゴボ!しながらも一応大学の友人なんかにはそれを隠して普通の人のフリをしていたのですが、ある日出かけた即売会場(何の即売会かは想像してください)で、時間が余ったのとふと懐かしくなったのとで、物凄く久しぶりに「アンジェリーク」関係のコーナーを見て回った後、さて帰るかと思った所で鳴る携帯。見れば大学の友人(♀)からのメールで、何だろう明日のレポートの事かしらと思って開いてみたら、「今、ありえない場所で山田さんを見かけたんだけど」って何その恐怖レポートXファイル
qあwせdrftgyふじこ!ってなりながらも誤魔化しがきくとは思えないので素直に申告。彼女は「アンジェリーク」の光の人炎の人の絡み合いを描いておられました。今となっては1回くらい読ませてもらっとけば良かったと思います。
その後、大学生活が本格的に行き詰まったのもあってオタ世界とは次第に疎遠になり、たまに思い出して懐かしむ程度で、友達(現役オタ)からは「足抜けできて羨ましい」というような事も言われていたのですが、事ここに至って「フルハウスキス」でオタ心の扉という扉が全開に。乙女ゲームアンジェリーク)に始まり乙女ゲームフルハウスキス)に帰ってくるなんて、鮭もびっくりの帰巣本能だなあと思いましたっていうこの物語はフィクションです。