「おいでよ どうぶつの森」

私の払った金(商品購入・ローン返済)で懐を暖かくしたらしい雑貨屋たぬきちが、ついにデパートの店主になりました。私はというといまだに一間の家に住んでいます。世知辛いですが村のゴミ捨て場から暖炉を拾ってきたのでほんのりと暖かくなりました。
村の住人は1人引っ越して行って、7人になったのですが、今のところお気に入りなのは、「○○さんってお父さんの臭いがする〜」「ハア〜ってして〜」って言いながら、他の村人の息を嗅がせてもらって恍惚としていたラッキー(犬・♂)と、何も言ってないのに「もー。お前はしょうがないなー。そんな顔すんなよー」って言ってプレゼントを手渡してくれたグラさん(ライオン・♂)です。他は、事あるごとに昔の男の話をしてくる象と、花沢さんのようなヒヨコ、自分の事を可愛いと言ってもらいたがる熊、部屋の中に水槽しか置いてなくて何か心の寂しい人なんじゃと思わされるカバ(ワニ?)、ピンク&フリルで溢れかえる部屋に住むタコです。
タコは「うわあ…」と思いつつも、それなりに気を配った手紙(あいさつを書く・単語や文節ごとにスペースを空ける)(こうすると返事を貰いやすくなるようなので)を出したら、「わけのわからない文章を送りつけてきて、私に嫌がらせして楽しいですか?すごく悲しいです…」っていう返事が来て、こいつの目の前でYボタンを押したら「ワサビ醤油」っていう選択肢が出ればいいのになあと思いました。
あと村の固定住人でいうと、天文台のフーコたんと洋服屋のアサミさんが可愛すぎて和みすぎて愛しすぎてたまりません。「たん」とかすごい普通に使える人間になりましたどうも。アサミさんは会話によって新密度が上がってくんですけど、フーコたんはいつ行っても似たような反応で侘しいです。それでも顔を合わせるたびに「かわいいね」っていう選択肢を選んで、アタフタするフーコたんをニヤニヤ眺めています。
今日ヘコんだ事は、「どうせ見ず知らずの誰かが読むんだろうし」と思って適当に書いたメッセージボトル(DS同士ですれ違い通信をすれば送れる)を2日前くらいに海に流したまんま忘れていたら、さっき何故か自分の村の海岸にボトルが流れてきていて、「え?知らない間に誰かとすれ違った?」と思いながらちょっとワクワクして開いたら、「幸せってなんだっけ?」っていう、自分の書いた手紙が出てきた事です。自問。