9月27日

睡眠時間よりフルハウスキス起動してる時間の方が長いですこんにちは。怒涛のセーブロードを繰り広げておりますこんにちは。
前半が終わったところで、「萌え要素は別に低くないけど高くもないよなあ」なんて思っていたら、後半の物凄い波に飲まれて死ぬかと思いました。
このゲーム、6月〜9月末までの季節を過ごすのですが、6月末〜8月末まで「夏休み」と銘打ってキャラ全員が海外にお出かけされます。「なんだよそれー」とか思っていてはいけません。ここからキます(精神に)。
夏休み直後に学園祭があるとかで、教師をしている主人公はその準備をかねて居残りなんかをします。そこに来ます。何が来るってアレが来ます。御堂くん降臨。「手伝ってやるよ」です。ほんでなんかまあ仮にも教師と生徒という間柄(学校では)ですので、「こんなとこ誰かに見られたら困るね」なんて話をしていたら、御堂くんがなんかわざと作業をゆっくりしだして?なんか?悪戯っ子?みたいな?目をして?「見つかってもいいじゃん」みたいな雰囲気で?
この辺で「ああ、私ヤバい」波がヒシヒシと来たのですが、そんな事を思う時っていうのは大抵もうそういう波に半分くらい飲まれちゃってる時なんですよネー!そしてたたみ掛けるように数日後、またしても放課後やって来る御堂くんに「何かしら?」「こうやってパラメーターが上がっていくのネ!」等と思っていたら、一声が「お前を口説きにきた」ですよ。そりゃ私も思わずテレビの電源切りそうになりますよ。「なっ…」って声も出ますよ。コントローラー握る手に力もこもるってもんですよ。
告白の返事の舞台は「文化祭の後夜祭。学校の庭で」ってこれまた青春の臭いがフガフガする場所にて行われ、「うん」って返事をしたらばすぐさまキスシーンになだれ込みます。見ろ。見ろこの怒涛さ。(皆さん私を置いていかないでください)
大抵の恋愛ゲームっていうのは、「恋愛成就=ゲーム終焉(もしくはそれが近い)」だと思いますが、このゲームはまだ中盤です。ここで引いてたら溺れ死にます。晴れて付き合う事になり、サテ何が変わるのかしらと思いきやあまり何も変わらず、家政婦ぶりも相変わらずなのですが、毎度おなじみ家政婦タイム終わりの「お前仕事ちゃんとやりましたか小姑タイム」にて、いつもどおりの台詞を言った後、御堂くんがいきなり「さすが俺の彼女だな」的な事を、「他の奴らがいる前ではあまり褒めてやれないけど…」的な事ををおっしゃいますのでびっくりして思わずセリフ早送りボタンを押してしまった馬鹿は私です。
後半になると、萌え系以外でも話の進展が早くなり、「失踪した姉を探す」という話も(そもそもこれが目的なんですけど)どんどん進んでいきます。そしてなんか調査のために2人でウロウロする事も多くなるのですが、ここであれですよ。1個下の日記で書いた「温泉旅館に二人でお泊り」発動ですよ。浴衣でお布団並べておねんねですよ。普段は「俺様」野郎な御堂くんにいきなり「他の男に目をやって欲しくない」・「こんな事言われると鬱陶しいか?」→「そんなことない」と返答→「そうか。ホっとした」なんて言われりゃそりゃ変な脳汁も垂れ流しになりますよ。睡眠時間なんて爪のアカくらいどうでもよくなりますよ。
流れ流れてエンディングへとまっしぐら。常に口半開き。ラストのスチル(特別画像)はなんかちょっとお耽美色が1.5倍くらいになっててちょっとキツいような気がしなくもないけどもはやそんな事はどうでもいい。私は御堂くんと生きるのですから…!
と萌え尽きた体でガイドブック(1回クリアするまでは見ないと決めてた)を読んでいたら、どうも私が歩んだ道というのは1キャラにつき5パターンくらいあるエンディングのうち、恋愛度がわりと低めのものだったようで、エー。だって一番低そうなのでこんなに萌えたんだから、更に恋愛度が高いのなんてやっちゃったら、私はこれからどうなる…?どんな壁越しちゃうの…?
「萌え>>>>まだ見ぬ自分への恐ろしさ」ということで即座に再プレイですヨー。ガイドブックフル活用で無駄な動きはいたしませんヨー。失敗しても大丈夫なようにセーブとロードの細かさもすごいことになってますヨー。
そんなこんなで再び夏がやってきて、今度は自分から告白するルート!を歩みます。ゴーゴゴー。夏休み前に告白→夏休み終わりに返事が聞けるという仕組みで、前半執拗に御堂くんとのラブ度を上げていた私がフラれるなんてありえない(すげえドキドキしたけど)。夏休み前に一度、4人のキャラの誰かとデートが出来るイベントが勃発するのですが、ここでの御堂くんの萌え度もただ事じゃない。お目目塞がれたり囁かれたりしちゃうんだゾー。現実?3次元?何それ?選択肢出るの?
ラブ度が高いと同じストーリーでもセリフが若干違ってたりでまあウハウハですよ。「俺から離れるな」なんてセリフにに力強く頷いたりもしますよ。
で、このまんまラブラブしたまま浮かれポンチ人生なのかと思いきや、このゲームは更に外道です。「彼とギクシャク」&「2番目にお気に入りのキャラが告白してくる」という!なんだこれ!御堂くんとちょっと喧嘩しちゃった後に麻生くんが「俺ならお前にそんな顔させない」って言ってくるわけですよ。そりゃその場で即断れなくて返事保留しちゃったりもするよね。うん。美味しい。美味しい…ッ!
そんな美味しさにめげもせず、やっぱり御堂くんのもとに舞い戻って誤解も解いちゃって更なるラブ度上昇を果たし2回目のエンディングを迎えたわけですが、御堂くんとのエンディングに酔いしれた直後、データをロードして「御堂くんをフって麻生くんと付き合う」ルートを突き進んでいる私がいたわけでね。お約束ですよね。
フラれた直後の傷心御堂くんに胸を痛めつつ、脳も痛めつつ、麻生くんとの温泉旅館に行っちゃいますよ!レッツ尻軽!
御堂くん以外のルートを初めて見る事になるわけですが。あの。な。な。私は前々から麻生くんの照れ顔に関しては変な脳液を大量分泌してきましたけどもな。あの。「浴衣+照れ顔」で「可愛い…な」とか言ってくるんですよ。そんなもん慣れない表情でぎこちなく女褒めてるお前の方がどんだけ可愛いかわかってんのかオラ!ですよ。すいませんが、このへんから私壊れまして、口から「ガッ…ガッ…」という正体不明の言葉が漏れ続けました。息の仕方とか忘れた。そしてそんな私にトドメを刺すように、麻生くんからのセリフ、「キス…させろよ」
お前、おいお前。浴衣+照れ顔+「させろよ」っていう尊大なセリフとは裏腹な、若干自信無げな態度、ってな。お前。お前。お前はほんとにとりあえず土下座させてください。完全降伏します。もう駄目。駄目だにゃー!(崩壊)
さーて崩壊したまま私は麻生くんとのエンディングに突き進みましたとさー。うん、4時間くらいぶっ通しプレイで朝日見ちゃったかな。どうでもいい。そのあと麻生くん萌えが発動して、セーブしておいたデータから別の麻生くんルート(告白する方じゃなくされる方)を攻略してまたエンディングまで行っちゃいまして脳とか目とかおかしくなったけどどうでもいい。
このゲームはどこまで私を引きずり込む気なんだろうと思わずにいられないのですが、全てのパターンのエンディングをこなすと見る事が出来るようになる追加エピソードみたいなのがありまして、これを見るために更に再プレイドーン!セーブデータこまめに残してる私偉いー。キャッキャッキャ(舌を噛みたい)
続いては麻生くんとのトゥルーエンド(ラブラブ度最高値エンディング)ルートを突き進みます。各キャラの部屋を家捜しすることによって得られるトラウマアイテムを見せて、「これってなあに?」と話を聞き出す事で、よりキャラとの新密度が高くなり、通常ルートでは聞けなかったキャラの過去とか葛藤とかが聞けるわけです。人のトラウマに土足で踏み込みますよと。女慣れしてなくて初々しいながらもちゃんと好意を見せてくる麻生くんに半笑いですよと。すげえガキでバカだけどそれも受け止めますよと。途中、御堂くんが告白してきまして、「はい、とさえ言えば、俺はお前を離さない」みたいなセリフに思わず麻生くんを打ち捨ててしまいそうになりますが負けません。
そして踏み入れた麻生くんとのトゥルーエンド。私、渡米します。麻生くんが「嫌だって言っても連れて行く」という困ったちゃんなワガママをおっしゃるので渡米します。もー。しょうがないなー。げへげへ。
まあゲヘゲヘした直後、データをロードして今度は「麻生くんをフって御堂くんと付き合う」ルートを選択したわけなんですけどもね。だって色んなパターンのエンディング全部見なアカンねん。トゥルーエンドを向かえかけていた相手なだけあって、主人公にフラれた直後の麻生くんの傷心ぶりはただ事じゃなく、「ああ、これから彼か更なる女嫌いと人間不信を抱え込むんだろうな…」ってわりと本気で胸を痛くした私は感受性が豊かなタイプです(プラス思考)。