オフ喜利行ったよ(約1週間前の日記を今書くよ)

オフ喜利レポートですというか、「私とオフ喜利日記」です。
若干イタい人間なのに加えてオフの歴史が3〜4年前あたりで止まってるので、テキストサイト全盛期のようなオフレポを書きます。名前出しても大丈夫だろうと思う人は出してますが大丈夫じゃなかったらすいません。


まず、整理番号順に入場時間が決まってるって書いてあったんで、18時過ぎてもホテルで口半開きで居たら、アニさん(id:kowagari)からメールが来て、「もうみんな入ってますよ!」って言われて白目。初めまして東京砂漠!(この事は暫く根にもとうと思います)

それでも、ホテルから徒歩数十秒くらいの場所だったので、さすがに迷わねえだろと思ってたのに見事に見失って、アニさんからの連絡を絶望的な気分で待ちつつ、「そうだ、私が居るサンクス(目印にしてた)は違うサンクスなのかもしれない!」ってピコーン!となったのでブラブラーって歩いたら風俗案内とホストクラブしか無ゾーンに居ました。不思議の国のアリスってこういう気持ちなのカナ、っていうか、馬鹿が自分の判断で動く事ほど事態を悪化させるものは無いっていう事をいくつになったら理解出来ますか私は。

文字以外で初めて交わした会話が「今どこですか?」「わかりません…」だったのに加えて、「すいません…」「周りにあるもの…」「いえ、それは見えないですね…」「えーと…うーん…」しか言わない私を雨の中迎えに出てきてくれた上に気分を害した様子もなく「ちゃんと着けて本当に良かったです」って言ってくれたアニさんは超いい人なので、はてなポイント的なものを納めるべきかもしれないと思いましたが、その後、「明日もオフ(サイトで募集した)なんですよね」「絶対何かトラブルが起こりますよ」というような事をすごく嬉しそうに言ってきたのでプラスマイナスゼロです。あとロフトプラスワンは看板を今の倍の大きさにしてください。(最初に立ってたサンクスの真隣だったのに気づけなかった)

テンパりながら入った会場はもう人でいっぱいで、しかもいくつかのテーブルごとに椅子が置かれてるっていう感じで(参考リンク)、これ1人で来てたら会場の隅で膝抱えるしかねえだろ…と思いましたが、ショウジさん(id:maikuhama)が確保しておいてくださったらしい席にねじ込めました。周りにいた方数人を紹介して頂いて、名前を知っている方ばかりだったので「ああ、あの…!」といった感じだったんですけど、動揺がおさまって無かったので引き篭もり丸出しみたいな空気ですいません。まるで、動揺してなかったら普通に振舞えたのに、みたいな感じに聞こえて便利ですね。

そんで始まったオフ喜利ですが、正直私はネット(文字)上での大喜利的な笑いに関してはあんまりツボに入る事が無くて、ここまで来といて笑えなかったら本当にどうしようと思ってた部分があったんですけど、実際見てみたら気負う事無くすごく自然に笑えてとても楽しかったです。やっぱり、声のトーンとか間とかその場の空気に拠る部分ってかなり大きいなあ。

内輪ウケ的な笑いじゃないかっていう風に感じてる方もいるかもしれませんが、舞台上に居る人に関してどれが誰でどのサイトの人でどういう人でさっきどんな解答してた人だとかいった事をあんまり把握してない・思い入れのほとんど無い私が超楽しめたので、そういう事を取っ払っても純粋に面白いと思います。今サラっとすごい失礼な事を言っていますが本当にすいません。

それに加えて、人の名前や顔を覚えるのが超苦手で、「今の解答面白かった…!」と思っても、何せ次から次にぽんぽん出てくるので飽和状態になってたんですけど、「この人は」と覚えている方を何人か。

まずは館長さん。友達が口を揃えて「館長さんは面白い」と言っているのをずっと聞いていて、どんな人なんだろう…と思ってたら、「そら面白いって言われるわけだよ…!」ってすごい納得できました。ほんとにちゃんと返してくるなあという感じ。貫禄。館長さんとはまた全然違ったのが四万十川さんで、お題に全く関係ない事をすごい嬉しそうに出してるのが堪りませんでした。何その無邪気さ。超好き。見てるだけで嬉しくなった。あと墓山さん(id:l0sa2)は事前に唯一交流(っていうほどでもないですけど)があった人で、Twitterでのテンパりぶりを見ていたので、「大丈夫かしら…!」っていう視線が混じってしまいました。一体何気取りなんでしょうか私は。あと、お名前あってるか自信が無いんですけど、多分たけしさん。黒縁メガネで「自信が無いから語尾が小さくなるんですよ!」って言ってるとこに「素敵…!」って思いました。「この人の解答好きだなー」と思ったのは松岡さん。ここに書けなかった方もほんとに面白かったのに、仔細を覚えていられなくてすごい悔しい。DVD欲しい(ノーカットじゃないと嫌です)。

他には、(多分)サシ喜利の時の解説者席が好きでした。あの探り探りな感じ。もっと聞きたかった。

不満だった所は特に無いんですけど、会場がわりと落ち着いてる時に何度か出演者の楽屋側からすごい笑い声が聞こえてきたのがちょっと気になりました。自分、そういうのに疎外感とか感じるタイプなんで…。そこまで行かないにしてもなんか微妙にモヨっとしたり寂しい気持ちになっちゃって…。自分が書くまではと思って人のオフ喜利感想は全くと言っていいほど読んでないんですけど、こんなん書いてるの私だけだったら泣きます。

合間合間の休憩時間では、色んな方にチョコチョコ声かけてもらえて嬉しかったです。ときメモ好きすぎておかしくなってたMさんや、「ここ来るまで絡まれたりしませんでしたか?」って心配して下さったSさんや、Rさんからはおやつも頂いてしまいました。SKさんやKさんとはあまりお話出来ませんでしたが、ありがとうございました。

翌日のオフ(こっちのオフレポはサイトの方に)で会った方の中にも何人か「オフ喜利行きました!」っていう方がいて、「会場で山田さんぽい人を見かけて、声をかけようか迷ったんですけど、今日会ったら全然違いました。声かけなくてよかったです…」みたいな事を言われて、その人が私の事を全く知らない人だったら失礼だし、もし万一私の事を知ってる人だったら猛烈に失礼だったと思うので本当に良かったなあと思いました。「山田に間違われる」って結構な不名誉だと思います。念のために書いておくと、入って右手の壁際ソファ席近くに居た、今くるよ師匠を意識した白いワンピース(に黒いシャツ)を着て赤い浮かれカチューシャをしていた体積のデカい女が私です。

帰り際、主催の松本さん(id:hurricanemixer)にお礼を言って(ちゃんと言えていたかは自信が無いのですが)、松本さんにお願いして墓山さんも呼んで頂いて、呼んで頂いたはいいものの「挨拶しなきゃ」っていう事しか意識が無かったんで何か私だけ張り切ってるみたいな感じになってて困惑させてたらどうしようと思ってそそくさ逃げる感じになってしまったんですけど、(多分)大丈夫だったみたいでホっとしました。

会計済ませてお店を出たところで、かなり前から一方的に名前を知ってた(と思ってた)Mさんから声をかけてもらって、「わー」と思ってたら「前から見てました」的な事を言われて超驚きました。私の心がもうちょっと緩んでたら「うっそーん!」とか言いかねなかった。アニさんに「て言うかむしろ2人がこれまで交流無かったって事が驚きです」って言われたんですけど、私の交友関係の狭さを舐めんなよって話ですよ。テキストサイト始めて6年、ひたすら殻に篭り続けてここまで来ました。

そんで嬉しい事がいっぱいだったなあと思ってふわふわしながら帰ってたら、ホテルまでの道を付き合ってくださってたSさんが、どっからどう見てもパンティライナー並に軽そうな男に「これからどこ行くのー?」って声かけられてて申し訳なくなりました。隣に居た私は全力でスルーされてたっていう事も含めて。

オフ喜利の感想を一言で言うとしたら、「関西でやってたら絶対毎回行く」です。もしくは「どこでもドアさえあれば」です。「アラブの石油王の愛人になれれば」でもいいです。関東在住の人はそれだけで幸せなんだからどんどん行けばいいじゃない!

最後になりますが、出演者の方だけでなく裏方さん達も、楽しませていただいて本当にありがとうございました。次はもっと色々予習してから行きたいなー。