プリズン・ブレイク  DVDコレクターズBOX
マイケル・スコフィールドは何不自由なく暮らす優秀な建築技師。しかしある日、兄のリンカーンが大統領の家族殺しの罪で逮捕され、死刑判決を受けたことから人生が180度変わる。異例とも言えるスピード判決、無罪を主張し続ける兄、巨大な陰謀の影を感じたマイケルは、兄を合法的に助けることは不可能だと知る。兄を助けたい……天才的ともいえる頭脳を駆使し、かつてないほど緻密で大胆な方法を思いついた彼は、すべてを捨ててその計画に没頭する。タイムリミットは30日、果たして助けることができるのか……!

テレビ→DVDレンタルで見ました。
主人公のマイケル(灰色シャツの方)が、どう見ても、西原理恵子言うところの「ホモ飴」にしか見えず、常に雑念がチラチラしながらの鑑賞になりました。
マイケルは脱獄のために物凄く綿密な計画を練ってるんですけど、それがどういう計画でどう進めば成功なのか、みたいなものが明かされないまま話が進んで行く事が多くてやきもきします。あそこで他の囚人にあれを取り上げられちゃったのは計画の範囲内なの?と思ってたら違うし、ミスした?と思ったら計算ずくだったりで、ももももやもやする…!
終わり方も「えー!?」ってなりましたけど、まあタイトルが「プリズン・ブレイク」だしなあ…という感じ。こんなんされたらそりゃ2見るわ。
1番好きなキャラはティーバッグです。いらんことしいな薄らハゲホモ。自分のお気に入りの男の子には自分のポケット(の内側の布を引っ張り出した部分)を掴ませて連れ歩く、っていう。斬新プレイ。
ちょっとネタバレなのでたたみます。
途中、それまで人殺しやら詐欺やらやりまくってた囚人が、ミスで部下に無関係な子供を殺させてしまうっていう出来事があって、子供は殺さない主義だったその囚人はその日以来罪悪感に苛まれるようになって、挙句、枕元の壁にあるシミがキリストに見えるようになって怯え出すんですけど、牧師に「祈りなさい。神はあなたを赦してくださいます」みたいな事を言われて十字架まで持ち歩くようになったんで、ああこれは改心して戦線離脱…?と思ってたら、仲間の囚人にリンチ加えた挙句殺そうとして、その時に言った言葉が「俺は(祈るから、こんな事をしても)赦されるんだ」みたいな事だったので、その発想は無かったわー!と思いました。