最近買った物
藤木と伊良子の真剣対決でござるの巻。
こんなに静かでこんなに迫力のある闘いはそう見られないと思うと山口先生はやっぱり凄いですね。
それ以上に凄いなと思ったのは、ガマ剣士のくだりでわざわざ「糞をひりつつ」っていう言葉を添えて、「ぶりぶりっ」「ボトッ」と2コマも使ってわざわざリアルうん●を描写する先生のそのセンスです。取捨選択の基準がわかりません。
あとこれを読んだ時期がちょうどときメモで若王子先生を攻略している時で、そして私は若王子先生を若先生と呼んでいて、ときめいてる最中「若先生…！」と思う度に「ドォン」とか「みりっ」とかいう擬音が脳内で鳴り響くようになって、胸キュンと内臓ポロリの間を揺れ動くはめになりました。
「わての方がウマ子ちゃんより強いからに決まっとるやないどすか」（byアラシヤマ）のための410円だと言っても過言じゃないと思います。ウマ子ならずともキュンや…キュンやでぇ…！
でもアラシヤマはいつまでも友達がいなくて同僚にもないがしろにされてる人の目を見れない気持ちの悪い生き物で居てくれないと嫌なので、キメるところは2〜3巻に1回くらいでいいと思います。（歪んだ愛し方しか出来ません）
今度はマジック総帥の過去話が始まるんですね。また風呂敷広げちゃったなあというか、連載が長くなってる分しょうがないんでしょうけど、後付設定がどんどん膨らんできてるのが不安。初期設定との食い違いとかも結構ありそうだし。どう畳むんだろう。
5巻で終わります宣言が出てました。新井さんの連載にしては続いた方ですね。
正直、新井さんの連載は（少なくとも同一キャラで回していくものは）短期で終わる方が向いてるんじゃないかと思います。最初は皐月とまくまくで、次はコンチキチと菊花で、今は喜稔がメインという風に、トコロテン式にメインキャラが変わっていっている印象。
本誌連載分をたまたま立ち読んだら、画面真っ白のスカスカになっててやっぱり息切れしてきた…？と不安に。「LOVELESS」の終盤の絵荒れも酷かったですよね…。単行本収録時に加筆とかあればいいんですけど。
ひゃほー！サイト収録分を全編描き直しという事で、セリフも構図もほぼ一緒なんですけどスッキリ見やすくなっていて嬉しい。
4話分までの作品と、番外編として「となりのネネコさん 0話」がついているのと、サイト上で購入者を対象にしたオマケページを見る事ができます。早く2巻が出ればいいのに！
どうでもいいけど、先生のタバコの煙が何故茶色なのかが気になります。
