「どこにでもいるような普通の女」って自分で言う女

  • 男1人・女1人のお見合いらしき席。お茶を出しに来た仲居(絹子)が頭を下げて退席しようとする
  • 仲居をじっと見つめていた男、突如立ち上がり、「あなたがいい」と手を取る
  • 仲居の手を取り、渡り廊下を走り抜ける男
  • 商品パッケージの表示
  • 手を引かれながら、「いけません…」と呟き視線を落とす仲居

何がムカつくって、「いけません…」が全然いけなくなさそうな事です。
「いけないけど…でも嬉しい…」でも、「いけません!」でも無く、危機感の無さそうな「あらあら」くらいの表情で黙ってホイホイ引きずられておいて、何が「いけません…」ですか。この女の脳内を察するに、「まあ私ったらまた男の人を惑わせちゃったわ」程度ですよ。せめて眉間に皺でも寄せてください。「いけません…」を言わせるからには、本当に「いけません」を感じさせてくれないと、背徳感も情緒も何もあったもんじゃない、ただの嫌な女になるんですよ。わかってるんですか。わかってやってるんですか。顔は何発までなら殴ってもいいんですか。
こんなもんで視聴者を興奮させられると思ってるなら、キンチョーの田中裕子の爪の垢でも飲んでろと言いたいですが、このぬるく舐めきった女をどこまでも蔑んで虐めてみたいといった方向のエロティシズムはあるのかもしれないと気づきました。
公式サイトには、絹子のBlogも存在します。

私はどこにでもいるような普通の女。なのになぜか、私のまわりではいつも私の白い肌のせいで、イケナイことが起こるのでございます…。

というわけで、「肌が白いから」ソバカスが悩みの女性新入社員に土下座で弟子にしてくれと懇願され、「肌が白いから」来日した韓流スターに空港でナンパされ、「肌が白いから」旅館の女将に妬まれ、「肌が白いから」たまたま店で顔を合わせたマドンナ議員に絡まれ、「肌が白いから」ロックバンドのステージに上げられるという、「日ペンの美子ちゃん」を彷彿とさせる力技を見る事が出来ます。
とどめは、最新記事の「肌が白いから」ホワイトタイガーに懐かれるエピソード。

「ユー、困るネ!ホワイトタイガーは色白の人の言うことしか聞カナイネ。
ミーたちよりもユーが白すぎるせいで、ホワイトタイガーが言うことを聞かなくナッチャッタヨ。(略)」
 
チョークホワイト&シロルさん・・・いけません・・・!
だって、お二人とも色白というよりもお顔を白く白塗りしているだけではありませんか。
それでは、ホワイトタイガーちゃんが動物的本能で言うことを聞かなくなってしまうのも無理はございません。

何気なくとんでもない事言ってる気がします。