「TRICK」

ビデオに撮っておいた「TRICK」をやっと見ました。
トレンディドラマ(この呼称に自信が無いのですがこれ以外にどう呼べばいいのか分かりません笑うな!)や時代モノ・映画・CMで仲間由紀恵を見かけるたび、どこかズレているというか浮いているというか、「スベっている」とでも言うような違和感を感じて、何だか気持ち悪いなあ…と思いながら目を逸らしていたのですが、「ごくせん」ではその違和感は結構マイルドになっていて、「TRICK」に至っては皆無でした。
ズレを活かす(笑いにする)タイプの作品では、仲間由紀恵は過不足無くハマっていて、その路線で突き進めばいいのにと思うものの、やっぱり本人とか事務所とかはコジャレた感じで愛とか悲しみとか苦悩とかも狙って行きたいんだろうというのもわかりますので、他の作品で浮きに浮いた分を「TRICK」でカチっと納めて浮き度をゼロに戻してからまた他に…というバランスを取るためにも、年に最低1度は「TRICK」をやるべきだというのが言いたいのでそのようにしてください。

  • 「ドロップキックアウト」:id:roku666:20051114#p1

あと俺は常々仲間由紀恵さんに嘘くささというかうさんくささみたいなのをドラマでもCMでも感じているのだけど、これに関してはそういうのを感じないのはなぜだろうと思っていたのだけど、このドラマ自体が嘘くさいというかうさんくさいので別に違和感を感じないのであろうなと思った。というか俺の場合このドラマでの仲間由紀恵さんのイメージが強すぎるのだろうと思われる。

私も仲間由紀恵をまともに認識したのは「TRICK」からなので、それに振り回されてる可能性も高そうです。「TRICK」見てない人は他の作品での仲間にひっかかりを感じたりしないんでしょうか。演技の上手い下手とかは、正直棒読みレベルでないとわからない人間なので何とも言えませんが。
しかし、阿部寛上田次郎は素敵すぎて困ります。あの声で起されたい。頭をはたかれたい。そして汚い笑みを浮かべたい。

絶対見に行く。