「よつばと!」

よつばと! (1) (電撃コミックス)
人があまりにも「面白い」「良いわぁ」と言ってるのを見るとどうも捻くれてあえてそれを避けてしまう永遠の思春期ど真ん中な私は、この人も「あずまんがの人だしなあ…」と遠巻きに見ていたのですが、ちょっとした興味で読んでみたら超面白かったので私は馬鹿です。
出自不明な(外人?)「よつば」と「とーちゃん」、隣家の家族や友達との日常。作中の季節がずっと夏のまんまなんですけど、毎日夏休みの絵日記読んでるみたいでとても楽しいです。
真っ直ぐそうな子供を見るとすぐさま「全ての大人がお前を許し受け入れると思うなよ!」と思ってしまう私(ちなみに今ダントツで嫌いな子供は「松本引越しセンター」の女の子)ですけど、よつばが目の前にいたらやっぱちょっと苦笑しつつ目線合わせて「あははー」って笑っちゃいそうだなあと思います。
よつばを見ていると、喜怒哀楽の感情が直で出せるっていうのは羨ましい事であるなあとしみじみ。大抵の感情を腹の中で処理しようとするのは良くないよなーとちょっとほんわかしながらテレビをつけたら道端で女の人の首を絞めて気絶させた挙句ヤって逃げた男の報道が流れていて、ああもうそいつのチンコと玉もいで尻と口に突っ込んでやれよって一気に腹がドス黒くなりました。
4巻買いに行こう。