「ときめきメモリアルGS 2nd」プレイ日記・5

だれも「キモい」って言ってくれないので続けます。言われたとしても続けます。
残しておいた、3年目の春からのセーブデータを利用して、佐伯くんと1年を駆け抜けました。今までは2股エンディング用に若王子先生にも気を使いつつのプレイだったわけですが、今度は佐伯くんに全力投球です。先生のデートの誘いとか、全スルー。30分前に灯台で告白されてキスして感動のエンディングを迎えた相手にする仕打ちではないですがこれも2次元の醍醐味です。好きな男の腕の中で違う男の夢(攻略プラン)を見ます。
そんで佐伯くんですが、設定的には「文武両道・才色兼備の学園の王子様!」「でもその素顔は結構ひねくれてて口も悪くて…ちょっとヤな奴!」っていう感じでまあ王道と言えば王道ですよね。仲良く喧嘩しなですよね。そういうの…嫌いじゃないゾ…?というわけでウキャウキャとプレイしました。若王子先生相手の時はそれなりにしっかりしていた主人公ですが、佐伯くん相手になると同じレベルになって「もー!」とか言い合えるので、また違った感じで美味しいです。
毎週末デートに誘いまくり、佐伯くん好みの服・佐伯くん好みの受け答えでじりじりと距離を詰め、ついに佐伯くんからのデートの誘いが来るようになった時には物凄い笑顔になりました。しかも初めてのお誘いが「俺の部屋……来ないか?」だったので軽く卒倒するかと思いました(どこに誘われるかはランダム)。超めかしこんで部屋に行ったのに、佐伯くんは部屋の感想を求めただけで終わってしまい、友達以上恋人未満な相手と部屋で2人きりで何も出来ず…って、この状況でオアズケくらっているのは実は佐伯くんでは無くて私自身なんじゃないの…!?って歯軋りしました。
他にも、同じ場所に3回デートに行くと特別な会話みたいなのが見られるようになるんですけど、遊覧船の上で「さむ〜い!あっためて?(笑」みたいな事言ったら、ちょっとスネた顔で「おまえ、たまにそういう事言うよな」「…俺の気も知らないで」って言われたりして、佐伯くんの胸倉掴んで「お前な!下心っていうのは男だけが持つもんじゃねえんだぞ!」と揺さぶってやりたくなります。
佐伯くんは、なんていうか、良くも悪くも「高校生の男の子」らしいところが萌えポイントだと思います。「将来の夢は?」について語っていて、「お嫁さんとかにしとけよ」って言った佐伯くんに「それもいいかも」と返したら、「…誰のだよ」って口尖らした挙句「別に?」「どうでもいいけど?」って取り繕うのとか、出来る子のフリ・余裕のあるフリしようとしてるけど、内心テンパってたりアラが出まくりなところが堪りません。ツンデレで言うと、デレが丸出しになるんじゃなく、ポロっと落としちゃうみたいな感じ。主人公も、会話や選択肢で「佐伯くんて結構ヤキモチ妬きなんだね?」って言ってみたり、佐伯くんに強気に出てからかうみたいなのが多いのも良いです。あと声優さんも、妙に外してるところもあるけど、口調やトーンが物凄くらしくって好きです。昨今のメガネブームの中、「メガネ、勉強するときはかけるけど…似合わないから嫌なんだ」っていうリアクションも上手い。メガネ姿を見られて照れる佐伯くんハァハァ…!
そして最後の告白シーンでは、デレの垂れ流し状態になるわけですが、これは正直、あのいつものちょっとした事で頬染めたり意地張ったり照れて逆ギレ起こしたりするところを入れてくれた方がもっと萌えたのになあ…といった印象。これはこれで良いんですけどね。ちょっとくらい罵られないと落ち着かないっていうか…(性癖披露)。
そして今回も、誰にも伝わりそうのない私の佐伯くん胸キュンわし掴みポイント紹介。
修学旅行の枕投げで、各キャラは自分の性格に合わせた必殺技を披露するんですけど(バレー部所属なら枕アタック!みたいな感じの)、佐伯くんは喫茶店の店員をやってますし、珈琲豆ビームとか伝票カッターとか、もしくは王子様キラキラ目くらましとかそういうのなんだろうなあと思いつつホゲーと見てたら、シャキーン!の音と共に佐伯くんの必殺技が発動。聞こえてきたのは、「屈折した心が生み出した闇の眷属」「いでよ! 大怪獣マクラノギヌス!」佐伯くんに一体何がー!?(瞳孔開いた)
画面内で火を吹きながら暴れるゴジラ状の怪獣(マクラノギヌス)→この人、普段はスカしまくってるくせに心の中にこんなもの飼ってるんだ…!→何これ!病んでる!→好き!(ズッキューン!)