瞬発力だけで生きています

手帳熱に火がついて、火照った体を慰めてくれるものなど無かったので全力でチャリこいで本屋に行ったんですけど、「マイブック」は置いてなくて、気持ちのぶつけ所を見失いました。ひょっとしたらあるんじゃね?と思って、新潮社の棚めっちゃ見た。4回見た。フランス書院の棚も見た。でもなかった。
未練がましくウロウロしてたら、似たようなので角川が出してる「マイメモリー」を発見。

memo2007 マイメモリー文庫 (角川文庫)

memo2007 マイメモリー文庫 (角川文庫)

表紙がファンシーすぎると思いながらも、なにぶん火照った体なので見境などつくわけもなく、「もうこれでよくない…?」と思ってしまいそうになったのですが(さながら、さえない訪問販売員の佐々木くんを誘惑する団地妻の如く)、日々のページの下に「ちょっとした一言・豆知識」がついているのを見た瞬間、静かに波が引いていき(さながら、ズボンを脱がしたところで佐々木くんの下着が白のブリーフだという事に気づいた団地妻の如く)、静かに本を棚へ戻している間中ずっと、ペリーの開国フラッシュ(宮崎吐夢)の「何ソレ?何ノ意味ガアルノ?何ヲソレデ表現シヨウトシテルノ?」「ソレデ口説イテルツモリ?アノ子落トシタツモリ?」が脳内で繰り返し再生されていました。
そしてもういてもたってもいられなくなったので、見て確認してから決めるとかすっ飛ばして、私のストロベリーダーリンことインターネットにすがりついて注文しました\(^o^)/
マイブック―2007年の記録 (新潮文庫 (ん-70-9))

マイブック―2007年の記録 (新潮文庫 (ん-70-9))

使用感について、コメント欄やトラックバックで教えて頂いた方、どうもありがとうございます。裏うつりしないペンを買って(紙が薄い)、手帳用の下敷きも買って(紙が薄い)、カバーも買って(色々挟めるように)、力技でページを広げて(普通の文庫本と同じなので開け難い)、使っていこうと思います。
「だって漫画の単行本1冊買うよりも安いんだし」「体重・食べた物・運動だけ書く事にしてあとは別の日記に書くのもアリなんだし」等と、挫折した時に備えての言い訳も準備しています。1番問題なのは、11月にこんだけ昂ぶってたら来年の1月には手帳に対してどんだけ無気力になってるのか想像もつかない所です。私の昂ぶり具合ときたら、今から2006年度版のマイブックを注文しそうになっているくらいです。誰か止めろ。