「おいでよ どうぶつの森」

きっかけは家の改装費を払い終わった事だったでしょうか。カブを1度買い逃してしまった事だったでしょうか。それまでは一応、好きなキャラに引っ越されては困るという事もあって1日1度は電源を入れていたのですが、糸がプッツリと切れてしまい、森から離れる事1ヶ月。
現実の時間とリンクしてゲーム内の時間も進むタイプのゲーム(生き物系)っていうのは、プレイ中はとても楽しいんですけど、一度切れてしまうと、何というか「机の奥にしまった給食のパン」とか「終業式以降一切手を触れていない夏休みの宿題」みたいな存在と化してしまう気がします。向き合わなきゃいけない事はわかってる、出来るだけ早く見た方が良いって事もわかってる、わかってるんだけど気づかないフリをしていたい。DSが視界に入る度、おいでよ!という声ならぬ声を感じながら、そんな風にズルズルと過ごしていたのですが、今日、「一緒に入れてるMOTHER(アドバンスのソフト)をやろうとして間違って森の決定ボタンを押して起動しちゃった」という酷い理由により再び森へと降り立ちました。
降り立った者として、同じく森への小さな罪悪感を抱えている方へ森の様子をお伝えします。森は初夏を迎え、蛍は飛ぶわ蚊に刺されるわクワガタは10000ベルで売れるわ鮫は釣れるわでえらいこっちゃでした。収集癖があるタイプの人はちょっとテンションが上がると思われます。
1ヵ月放置した住人達は、1人も減る事無く元気そうに暮らしていました(私の見ていない所で延々と存在し続けてくれる所がまた恐怖であり罪悪感の源であるのですが)。正直、ウンコ色したイボガエルのサムだけは引っ越していてくれと祈っていたのでガッカリです。お前らのまっすぐな笑顔が眩しい。