「渡る世間は鬼ばかり」

後半1時間だけ見ました。
あいも変わらず岡倉の4姉妹は揃いも揃って実家に逃げ込んできていたのですが、以前だと大吉(藤岡琢也)が「し、しっかり…!」と手に汗握る勢いで弱っていて、「それ以上大吉に体重かけちゃうとヤバいんじゃないのか」と真剣にハラハラさせられていたのが、宇津井健になってある程度の重みまで踏ん張ってくれそうで少し安心しました。
それ以外だと、9歳の日向子ちゃん(五女の娘)が順調に「橋田色」に染まっていっていて、例えこのまま10年20年が過ぎて今の主要キャストが老いたとしても、えなりを初め岡倉第3世代が無事にあのメビウスの輪の中でうねり続けてくれるんだろうと思うと心強いですね。日向子ちゃんというか大谷玲凪ちゃんは、えなりと同じく6歳から橋田組に参加。あの歳であんなんなっちゃってこれから先どうするんだろうっていうのはありますけど。
あと「渡る世間は鬼ばかり」公式サイトでは、おたのしみコーナーとして藤田朋子の動画メッセージ&インタビュー・宇野なおみの撮影日記・そして野村真美の「築きのまみくじ」が用意されています。「まみくじ(真美だから!)」のコーナーでは、おみくじだけでなく、その結果に応じた野村真美からの動画メッセージが見られます。PCの音声関係の機能が壊れていて音声は聞けなかったのですが、何だか励ましてくれているらしいという事はわかりました。出演者インタビューや撮影日記は分かるのですが、この世の中に野村真実からのメッセージを見たいと思う人間がはたして何人居るんだろうと考えると物凄く不思議な気分になります。このズレっぷりが「橋田」らしいと言えばそうなんですが。
岡倉大吉が存在する限り、あの4人はいつまで経っても「娘さん」であり続けるのであろうなあ(サイトのコーナーでの扱いも「娘さん」的だし)と思うと、あんまり大吉がしっかりし続けるのも良し悪しですね。