携帯乙女ゲーム

携帯から無料で遊べる恋愛シミュレーションゲームです。
アクセスした瞬間があなたの恋の始まり。5人の男の子たちと様々な障害を乗り越えながら、その恋を叶えてください。

キャラクター画像を見た直後は「わあキモい」という感想しか抱けなかったのですが(顔も身体つきも華奢すぎる)、何やらキャラクターCDまで出ていて、しかもその作詞をしているのが、ここ半月「フルハウスキス」関連CDで私の心を捉えて放さない「ドン・マッコウ」だった事を理由にプレイ開始。ちなみにその曲タイトルは「チョコホリック I*N*G」でした。相変わらずキてる。
ゲーム本編は、代々続く名門「宝生家」の親族が経営する「月華修学院」の新任教師として雇われた女性が主人公。勤務初日、宝生家の先代当主に呼び出され、宝生家の5人の男(理事長・教師・生徒×3人)の中の誰かと結婚して欲しい。彼らの呪いをといて欲しいと告げられます。「何それ意味わかんない」ですけども、主人公には、彼らの心を縛っているある特定のキーワードを口にする事によりそれを解放してあげられる力があるのだ、というような原理になっています。この特定のキーワードが何かは、ゲームプレイ中(まあシナリオ読んでたまに選択肢選ぶ以外はひたすら「次へ」を押すだけなんですけど)に「これがそうじゃないか?」っていう単語が出てきた時にボタンを押す事で取得できます。どれがキーワードなのかは全くわからないので当然外れる事もあります。そしてそうやって取得したいくつかのキーワードの中から、「こいつに効くのはこれだ!」と相手に合わせて選択。正解すると相手の心が解れて新密度アップアップといった調子です。ちなみにそのキーワードはゲーム内で「ロゴス」と呼ばれています何この恥ずかしさ。
3話まで読み終わった後、すぐさま「花宵 攻略」で検索をかけて、夜中の3時までかかって12話まで(現在公開されているのはここまで)駆け抜けた感想は、「少女コミックっぽい…」でした。少女漫画じゃなくって、「少コミ」っていうあたりがポイントです。主人公はキスされるわ襲われかけるわでえらいこっちゃになっています。以下、私なりの登場人物紹介。記憶だけで書いてるので台詞とかはあやふやです。

  • 宝生葵…月華修学院の理事長。29歳。学内でタバコは吸うわ保健室で寝るわのやりたい放題。自分に対してロゴスを使おうとした主人公の口と鼻を塞いで窒息直前に追い込みながら、「そんなに早くイっちまうなよ」等のゾクゾクフレーズを披露。主人公にちょっかいをかけながらも、「ヤったよ?」と以前から続く義姉(兄の妻)とのセックスライフも堂々と告白。
  • 宝生桔梗…国語教師。26歳。葵の弟。優男風で基本的に物腰柔らかさんと見せかけて、男に襲われかけた主人公の手を水道で無理矢理洗いながら、「どこを洗えば男の臭いが消えるんですか…」と言ってみたり、付き合ってもいないのにいきなり「私以外の人に微笑まないでください。優しくしないでください。○○(キャラ)と出かけたりしないでください」と言い出してみたりでかなりの紙一重ぶり。
  • 宝生綾芽…学院生徒。17歳。宝生家の継承者。顔を合わせて2〜3日で、憤った感情を高ぶらせ主人公を押さえつけていきなりキス。「お前は俺を選べばいい」「俺から離れるな」等、驚きの俺様ぶり&情緒不安定さ。
  • 宝生菫…学院生徒。16歳。ともゑの双子の兄。ともゑと母親にかなり強く依存すると同時に、綾芽に強い対抗心を抱く。教室で綾芽に掴みかかって逆に倒されて足を捻挫してみたり、「俺の方があいつより優れている…」とブツブツ言い出してみたり、帰らない弟を心配して徒歩で1時間以上かかる海岸線をうつろな表情でフラフラ歩いてみたり。いい加減、不安定じゃない人をお願いします。
  • 城崎ともゑ…学院生徒。16歳。菫の双子の弟。不特定多数の女性とセフレ&援交ライフを送る。セックスの後は必ず嘔吐。噛み癖あり。「僕、エッチはしてもキスはしないんだよね」って言われても私どんな顔していいかわからない。

全員が全員、漏れなく心が欠けていらっしゃるので、そういう人が好きな人にはハマるんじゃないでしょうか。特にともゑは極一部の女子中高生あたりのツボを狙いすぎだと思います。
あと、ゲームキャラからメールが送られてくるシステムもあるんですけど、ともゑくんからは「僕、結構上手いよ。一回シてみる?」っていう、交配希望のメールが送られてきました。他にも「お前がいてくれてよかった」とか「今日はありがとうございました」とか「明日、楽しみにしてるぜ」というようなメールも来ます。まだゲームにずっぽり入りきれてない私(主人公)としては、「お前ら、心の距離つめてきすぎ」といった感想しか抱けなくて申し訳ありません。
とりあえず、萌えとしては微妙ですがストーリーが気になるのでしばらく追ってみようと思います。無料だし!(これが1番の理由)