「ウーノ」

総勢52人の若手芸人が自らの「変身」ぶりをアピールするということで、最初の3〜4回はまあ興味深く「ほー」と見ていたのですが、さすがに小1時間の間に4回も5回も流されると、5分の1の人数も見ていないにもかかわらず早くも「うぜえ…」と思ってしまっているので、やっぱり多けりゃ良いってもんじゃない事を肝に銘じておいてください!って「バスト占いの歌」の口調でキレたいんですけど、いくら私が上手に訛っても誰にも伝わらないのでインターネットでのコミュニケーションに真実なんて無いんだと思いますが、実際目の前に誰かが立ってて「じゃあ聞くからやってみてよ」って言われたりしたら曖昧な笑みを浮かべて黙って俯く事しか出来ない私のような人間に優しいのがインターネットなのでつまりはインターネットを愛しています。
公式サイトでは全員の変身ぶりが見られますが、芸人て基本的に普通〜微妙(微妙さを味に変えている)なタイプが多い中、選りすぐりの人ならともかく50人以上となるとさすがに「変身」が「変身」じゃなくなってるっていうか、「変身」によってむしろ後退してたり斜め前や斜め後ろに飛んじゃってる人がちらほらいるのが気がかりです。
でも「まちゃまちゃ(魔邪)」の変身ぶりにだけはちょっとテンションが上がるので、それとアンガールズだけ見ておけばいいと思います。個人的にはカンニング竹山の髪に鞭打つ様にハラハラします。あんなに隙間風の吹く脆そうな髪をあんなに立てちゃっていいの!?っていう。涙ぐみながら「馬鹿…ッ。仕事だからって無茶すんなよ…!」って後ろからぎゅうって抱き締めたくはなりません。