知らなくていいのか

忌野清志郎が歌い踊る様をバックに、「この曲なんだったっけ?」と小首をかしげる女→こんな時こそネットで検索★→あっという間に見つかって、しかも試聴まで出来ちゃった→やっぱり検索は○○(会社)だよネ!
というようなCMがありますよね。
このCMを見かけて「そういえばこの曲ほんとに何て曲だったっけ」という疑問を抱いたものの、その場では調べられなかったので諦めた事をさっき思い出して、じゃあまあ検索会社さんの思惑にバコっとハマって検索でもかけてみようかなと思ったんですけど、その会社の名前はおろか肝心の歌詞すら思い出せず、しょうがないのでヤフーで断片的に脳裏に残った歌詞を打ち込んで、あれでもないこれでもないと繰り返し、「あれ?この曲発禁か何かにでもなってんの?いくら歌詞が過激だって言ってもなあ」と眉間に皺を寄せていたのですが。
あれですね、「こんな夜にお前を抱けないなんて」じゃないんですね。「こんな夜に発射できないなんて」じゃなかったんですね。いくら清志郎だからってそのへんはちょっとオブラートに包む大人の気配りはあったんですね。
「何だか嫌な事があった男が女(付き合ってはいない)の家にヤりに行こうとするんだけど車が壊れて行けなくて、色んなものが溜まりまくってやさぐれてる歌なんだ」と、軽く10年ほど思い込み続けていました。あながち間違っちゃいねえんじゃねえの、という思いは残っていますが、気付かせてくれたこのCMには感謝しています。いまだに社名は一文字たりとも思い出せませんが。
忌野清志郎「雨上がりの夜空に」(うたまっぷ)