紳助

島田紳助さんの暴行事件に関して、どうにも腹がモヤモヤする感じを押さえきれず、かと言って吐く事も出来ずに独りイギイギとしていたのですが、「おれはおまえのパパじゃない」id:kowagari:20041101#1099277097の記事を読んで「ああもう書いちゃえ」といいう気分になったので書きます吐きますすいません。
なんというか、「結局まともな思考力のある方が負けるのか」的な感情。
今回の件で暴行のきっかけになった事については女の人の方にも非があるのは明らかで、それに対して暴力(この程度も不確かですが)という手段に出てしまった紳助さんにはそれなりの反省やら謝罪やらが必要でしょうが、一旦落ち着くとか周り(会社)に話をつけるよりもまず先に部屋を出るやいなや警察呼んで病院に駆け込んで裁判に持ってっちゃった流れんばかりのこの動きについては「なんだかなあ」と思わずにいられない。この人は以前にも嫌煙権を主張して会社の同僚相手に裁判を起こされた事があるようで、そういう人だったんだろうなとも感じてしまうのですが。
別に紳助さんの方もしょっぱなから激昂してたわけじゃなく、怒りながらもそれなりに理詰めで話をしてみようとしたけど(この人は暴力よりも言葉で人を捻じ伏せたいタイプに見える)、女の人の方の反応に「プチッ」「プチッ」の追い討ちが来て「ドカーン!」になったんじゃないかなとか、「唾をはきかけられた」っていう女の人側の主張は「唾が飛んできた」じゃないのかなあとか、別にどっちが嘘ついてるとかじゃなくても「紳助さんの方の認識」と「女性の方の認識」に違いがあって、角度ととらえ方によって物事ってすげえ変わるんだなとか勝手に推測してまたイギイギしてます。
あと何というか、実際の会見や女性側の主張やらを見ずに新聞やネット上でまとめられた一部の文章だけを見て「殴打した!」「監禁した!」を丸呑みして批判するのもどうかなあと。これは別にこの事件だけに関した事じゃないですが。
等々と書き連ねましたが、私は別に紳助さんだからこういう事言ってるんじゃなくて、これが太平かつみかつみさゆり)でも同じ事を思うと思います。なんでかつみなのかはわかりません。