鈴木由美子「カンナさん大成功です!」1〜5巻(参照)

おおまかに言うと、「超デブスだった主人公が、惚れた男のために全身整形&その男と付き合うために七転八倒な話」です。
主人公のカンナさんは全身整形して美人になったにもかかわらず、心の中はいまだにデブスのまま(卑屈)という設定でして、そこをギャグにして笑わせるという意図なんでしょうが、このカンナさんの思考がいちいち己の考えとダブりまして、最初に読んだ時あまりのつらさに途中で読むのやめちゃったっていうか泣いちゃったよキモイ。
そうだよ、デブスは道の真中歩いちゃいけないんだよ。もっと慎ましくしてろっていうんだ。私みたいに。(←こういう思考)
今でもあいかわらず最終巻を読むとトラウマが刺激されたり羨ましかったり感動したりでボロボロ泣いてしまいます。キモイ。